補助金と助成金ノート

北陸の田舎で経理(13年)をしております。主に実体験を踏まえた補助金や助成金について綴ります。

【傷病手当(切迫早産など)について】わかりやすく解説します!

みなさんこんにちは!

今日は「傷病手当(切迫早産など)」についてを綴って参ります。

 

 

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<1、傷病手当とは>

 傷病手当は、健康保険の加入者が、病気やケガで会社を休んで賃金が得られない場合に、療養中の生活を保障する目的で支給されるものです。詳しくは後述しますが、妊娠中のトラブルであっても傷病手当の受給対象となります。

 健康保険の加入者であれば、正社員であるかどうかは関係ありません。扶養に入っていたり、国民健康保険に加入している場合には対象となりませんので、この点には注意が必要です。

 

<2、傷病手当の支給条件>

 

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傷病手当の受給資格は上の表にあるすべての条件を満たすことが原則となります。なかでも留意すべきは、③です。4日以上、仕事を休んでいることが条件となりますが、その4日間よりも前に3日連続休んでいる必要があるなど、隠れた条件がありますので、傷病手当の受給を考える場合にはしっかりと確認しておきましょう。

 

<3、妊娠中のトラブルも対象になります>

 妊娠中には、様々な体調の変化が訪れます。切迫早産や切迫流産、妊娠悪阻、妊娠高血圧症などをはじめ、入院する可能性もあれば、安静にしなくてはならない場合もあります。このような妊娠中のトラブルも傷病手当の受給対象となりますので、これらが原因で会社を休まざるを得なかったときの賃金がもらえない場合には、傷病手当の受給を申請してみてください。ただし、出産手当とのダブル受給はできません。

 

<4、傷病手当はいくら、どのくらいの期間もらえるのか>

 傷病手当の金額は、だいたい毎月の給与の3分の2程度の金額が受給できます。傷病手当金は非課税として扱われますので、税金を払う必要もありません。

 支給期間は、支給開始日より数えて、最長で1年6ヶ月です。仕事に復帰した期間があれば、その間は支払いされないなど細かな規定はありますが、通常で考えれば、妊娠して出産を済ませるまでの一連の期間をカバーするために十分な支給期間であるといえます。

 原則として出産手当金とのダブル受給はできませんが、傷病手当金のほうが出産手当金より高額だった場合には、その差額が支給されるようになっています。

 

<5、傷病手当金の申請>

 申請手順を時系列で追ってみると、まずは会社への報告を済ませてから申請書を入手し、必要項目を記述していきます。医師や事業主による記入項目があるので、それらを記入してもらい、完成した書類を保険組合に提出します。不備なく書類を提出した時、支給までは約1週間を目安としておくといいでしょう。