補助金と助成金ノート

北陸の田舎で経理(13年)をしております。主に実体験を踏まえた補助金や助成金について綴ります。

【ものづくり補助金採択までの道】4回申請して無事採択!申請のポイントや過去から学んだ経験談!

 

「ものづくり補助金」申請したけど不採択だった~!

とショックを受けている企業様いらっしゃいませんか?

採択までの道や、自分なりに勉強したポイントなどを簡単に綴っていきます!

現在の会社に13年務めていろんな補助金や助成金の申請書を作成しましたが、一番難関だった補助金は「ものづくり補助金」でした。

一発で採択された企業様もたくさんいらっしゃると思いますのであまり気を重くしないで見てくださいね!

申請書の作成は、いまの会社に勤めてから初めて行ったので右も左もわからない…

初めて申請書を作成した時にはそれはそれはノイローゼになりそうでした…(ー_ー)

それでは、参考程度に。

 

 

1.ものづくり補助金1回目

 

 

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ものづくり補助金1回目の挑戦でございます。

分厚いものづくり補助金の概要をペラペラとめくる毎日。読んでも読んでも専門用語が多すぎて一単語ずつネット検索していました。

最初に「補助金ってなに?」からのスタートでした(笑)

次に「革新的技術ってどんな技術?」「一般型ってなに?」うちの会社はどっちの当てはまるの~!?とヒステリックになりそうでした(ー_ー)

1年目はわからないことがたくさんあり、正に!未知の世界。

他の事務作業もしながら、概要書を読み続けること3日目。

読めば読むほどわからなくなる自分に気が付いた。

いろいろ検索をしていると…

「専門家派遣事業」という無料の制度がありました。\(◎o◎)/!

3日間いったいなんだったんだ~!!←心の叫び。(笑)

早速、ピッポッパッと問い合わせ☎

内容を説明してアポを取り、打ち合わせの予約を行いました。

先生はいろんな企業を回っていて長時間とれないので時短のため、申請書はある程度作成しておきました。←いま思うとかなり内容の薄いことばかり、そして書かなくてもよいことばかり(-"-)

そして打ち合わせ当日。

私が作成した申請書を読んで、手直しに入りました。

基本的には隣で先生が指導し、指示された事を自分のPCで私が打つ、の繰り返しです。

補助金申請の締切間近になると先生もお忙しいので。メールでのやり取りが始まりました。

その時、申請書を書く際に私が大事だなと思った点。

 

1.自社の製品をわかりやすく説明すること。

2.専門的な言葉を並べても見る人(採点者)がわからなければ意味がない。

3.伝えたいこと(自社PRなど)がたくさんあって文章が長すぎると、一体なにを伝えたいのかがわからなくなる。

 

毎日勤務している社内の方であれば専門的な用語、単語はわかると思います。しかし、実際、携わったことのない方にはどうでしょうか?

例えば、畜産業界でしか働いたことがないのに半導体業界について説明されても具体的には理解できないと思います。

イコール!

初めてみる人に伝わるような文章にすること。

これが大事だと私は感じました。

これに気付いた時は、明日が締切~(ー_ー)!!笑

「今回は練習として…」と自分に言い聞かせ、訂正もできないまま提出となりました。

専門家派遣事業で担当してくださった先生も、もっと変えたいところはあったようで。

採択まで変なドキドキ感がありました。

駄目だろうなぁと思いながらもどこか期待している自分。

採択発表までは1か月半くらいだったかと思います。

 

!!結果!!

 

一年目、不採択に終わりました。

ものづくり補助金は公募がかかってから、締切までの期間が短いので休日は小さい息子を連れて出勤し、申請書作成に励んでいたのもいまとなってはいい思い出です…

 

2.ものづくり補助金2回目

 

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2年目になるとよし!リベンジ!と、根拠のない自身が湧いておりました。(笑)

ある程度の流れや文章の作り方は教わっていたのでひたすら黙々と書きました。

前回、訂正できなかった箇所を直して簡易的にわかりやすく作成。

そしたらページ数が少ない少ない。

これもまた中身の薄い内容だったと、後々気付きましたよ~。

単純な私は簡単に書きすぎて、重点箇所まで短い文章で書いてしまったのです(笑)

例えで説明すると

〇〇〇を導入したい!

その理由!

〇〇〇を導入したらこうなる!

あまりにも内容が簡易的すぎて、逆になにをどうしたいのか結論はどうなのかが伝わらなかったんだと思います。

 2回目で気付いたこと!

1.数値を明確に

例えば、生産性が向上するなら何%かなど数値として表す。またその根拠も。

2.簡易的過ぎもよくない。

単純な性格がゆえの私の致命的ミス…。

3.数値はグラフ化して見る人へわかりやすくする。

例えば、仮にものづくり補助金で機械装置を導入したいとします。

その装置が導入されたことによって、部品がたくさん作れます!

とだけ記載あったらどうでしょう?

国から恩恵を受けるのに、たくさんってどのくらい?となります。

数値として表し、明確にするのがよいかと思います。こんな当たり前のことがわからなかったかった私って、いったい…( ;∀;)

 

そして話しを戻し、根拠のない自身があった私は1回目に勉強したことを勘違いして単純に書きすぎた!!結果!!

 

2回目のものづくり補助金…

 

不採択!!

 

激チン…

今回は採択されるかも?という根拠のない自身があったゆえにショックも大きかったです。

そして、ここで私は意地になりました。

絶対採択されて会社を向上させたい!と。

完全なる独りよがりですが(笑)

 

3.ものづくり補助金3回目

 

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3回目にして、勤務している会社が「新技術」「新商品」を生み出しました。

1回目、2回目は別な内容でしたので、スタートに戻った感じです。

しかし、書き方や補助金の専門用語、意味は理解できていたので3回目の申請はまず、読む人はなにを知りたいのかを考えました。

概要にも申請書にもタイトルとして最初から何項目か書かれてますが、(例えば、企業の概要や将来性)その中のなにを重点的に書けばよいのか3回目にして悩みました。←気付くの遅い…

そこでまた違う機関を通し、専門家派遣事業の無料相談へ申し込む事にしました。

担当の先生は以前、大手に勤めた後コンサルタントを行ってきた方でした。

私のような単純思考、理解をするのが遅い性格でもわかりやすくそして、丁寧に教えてくださり、ものづくり補助金の締切日までの間に3回通いました。

教わる場所が、会社から高速を使い2時間のところにあったので普段の仕事をキリのよいところで切り上げて会場に行って、戻ってきてまた事務作業しながら補助金作成して…である意味、充実していたとは思います。

先生の指導は1時間程でした。その方もとても多忙でしたので予約するにも日にちが先であったり、希望日がとれなかったりしましたが、なるべくこちらの希望が通るよう合わせてくださいましたよ。

実際伺って指導を受けたのは3回でしたが、1回目と同様に後半戦はメールのやり取りで訂正していただきました。

 

これもまた1回目同様、まだまだ書きたいことや手直しがあったのですが締切間近。

いま訂正してしまうと他の箇所(難しいグラフなど)も手直し必要だったのでそのまま提出することに。

そして3回目の結果!!!

 

不採択…でした。

 

3回目は納得できず、なにが駄目だったのか不採択の理由を聞きたくて、ものづくり補助金の事務局に問い合わせました。

 

非常に未来性のある技術ですが、まずは特許をとってください。

とのこと。

自社技術の信憑性が原因でした。

確かに特許を取れば革新的な技術が証明されますよね。って、特許まで頭になかった私。

専門家派遣の先生も、非常に未来性のある技術だと褒めてくださいました。しかし、世の中に浸透していない技術だったのでそれも善し悪しです。

世の中に出回っていないものをわかりやすく説明し、信頼性のあるものにするにはとても難しかった( ;  ; )

 証明できるものが必要…。3回目も勉強しました。

 

4.ものづくり補助金4回目

 

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 さぁ!!いよいよきました!4回目。

1回目、2回目、3回目と実は公募開始時期を見逃して申請書類を作成するにも時間がありませんでした。今回は毎日HPを確認して公募開始を見逃さないようにしていました!

そして、4回目の申請前、なんと!!

特許取得ができたのです。

これで信憑性を獲得し、あらかたの説明材料は揃いました。

4回目では、ものづくり補助金の申請プラス「経営革新計画」の申請もすることに決めましたが、経営革新計画については全くの素人で…

またもやわからな~い!!

早速、ネット検索。

すると経営革新計画については近くの商工会議所へお問い合わせくださいとの記載が。

内容の説明を聞くため早速、商工会議所へ電話をしました。

解りやすい説明で、とても親切に教えてくれます。

申請書の書き方について尋ねたところ、商工会議所でも専門家派遣を行っていますとのことで、早速予約を。

ものづくり補助金でしか専門家派遣事業はないと思っていたので紹介していただき助かりました。

翌日、専門家の先生が来社し打ち合わせを行いました。

ここで私が感じたこと。

 

1.ものづくり補助金と経営革新計画では申請書は似ているが、重視される点が少し違う。

ものづくり補助金は、技術面が重視されているようなので、技術の何処が革新的か、なども加える。

2.事業計画は無理のないよう、しっかり書くこと。

3.専門家派遣事業の先生から学ぶ。

これはものづくり補助金に限らず、申請書の書き方について、かなり勉強になりました。

 

新しい挑戦は不安でしたが、覚えれば覚えるほど楽しくなってきました。

4回目の専門家派遣事業は商工会議所様で行ったので、認定支援機関もあわせてお願いし、ここから淡々と進みまして…

経営革新計画を取得することができました~!

残るはものづくり補助金のみ…。

難しい単語や技術はとても極端で失礼な話しですが、小学生や中学生に教えることをイメージしながら書きました。

申請書を見る方が、全員わかるとは限らないです。

 

バタバタしながらいよいよ提出!

まだ結果がわからないのに、やりきった感がありました~!!

ついについに!!採択事業者発表の日。

まだかまだかとネットを開いては閉じての繰り返し。

夕方ようやく公表に!

 

ドキドキ…

 

きたーーーーーーーーーー!!

 

 

4回目にして、無事゙「採択」されました。

嬉しくて興奮しました(笑)

 

なんといっても道のりが長かったので…

 

しかーし!

採択されてからもやることはたくさんあります!中間監査が入ったり、経費などをしっかりまとめておかなければなりません。

 

5.最後に

 

ものづくり補助金は上限金額が大きいだけに、補助金の中では審査が厳しく感じました。

専門家派遣事業の先生方はみなさん実績のある方です。1回目~3回目で採択されなかったのは最終的な私の書き方と、新技術の信憑性が原因だったので、とても丁寧に教えてくださったのに申し訳なかったなと反省したゆとりんくでした…。

まとまりない文章ですが、なにか参考になれば嬉しいです。

1回申請して不採択でも諦めないこと!可能性は自分次第で無限大です。