補助金と助成金ノート

北陸の田舎で経理(13年)をしております。主に実体験を踏まえた補助金や助成金について綴ります。

【特定求職者雇用開発助成金】にある8コースの助成内容を解説!

今日は、高齢者や障害を持つ方を雇用した事業主に対して助成される『特定求職者雇用開発助成金』がどのような制度なのかをご案内します。

 

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  • 8つのコースとは

コース

概要

特定就職困難者コース

障害者・高齢者など、就業が困難な方を雇用した

生涯現役コース

65歳以上の高齢者を雇用した

被災者雇用開発コース

震災を原因として離職した求職者を雇用した

発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース

発達障害者・難治性疾患患者を雇用した

三年以内既卒者等採用定着コース

既卒・中退(高校含む)を新卒採用等で雇用した

障害者初回雇用コース

初めて障碍者を雇用した

長期不安定雇用者雇用開発コース

35歳以上60歳未満の不安定労働者を正規雇用した

生活保護受給者等雇用開発コース

生活保護受給者を雇用した

 

助成申請する毎に必ず支給要件確認申立書を管轄する労働局に提出する点に注意が必要です。それぞれの助成金額を見ていきましょう。

 

  • 特定就職困難者コースの助成額

助成額は短時間労働者とそれ以外とで大きく2つに分かれています。また、障害・高齢・母子家庭の母でそれぞれ助成額と助成期間が異なっている点がポイントです。

短時間労働者以外

労働者

助成対象期間

助成金額

60歳以上65歳未満の高齢者

1年

60万円(50万円)

母子家庭の母

1年

60万円(50万円)

重度障害者等を除く身体・知的障害者

2年(1年)

120万円(50万円)

重度障害者

3年(1年6ヶ月)

240万円(100万円)

※()内は中小企業以外に適用される助成期間と助成金額になります。

 

短時間労働者(1週間の労働時間が20時間以上30未満以下の労働者)

労働者

助成対象期間

助成金額

60歳以上65歳未満の高齢者

1年

40万円(30万円)

母子家庭の母

1年

40万円(30万円)

重度障害者等を含む身体・知的障害者

2年(1年)

80万円(30万円)

※()内は中小企業以外に適用される助成期間と助成金額になります。

 

  • 生涯現役コースの助成額

労働者

助成対象期間

助成金額

短期労働者以外

1年

70万円(60万円)

短期労働者 

1年

50万円(40万円)

 

※()内は中小企業以外に適用される助成期間と助成金額になります。

 

 

  • 被災者雇用開発コースの助成額

労働者

助成対象期間

助成金額

短時間労働者以外

1年

60万円(50万)

短時間労働者

1年

40万円(30万)

 

※()内は中小企業以外に適用される助成期間と助成金額になります。

 

 

  • 発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コースの助成額

労働者

助成対象期間

助成金額

短時間労働者以外

2年(1年)

120万円(50万)

短時間労働者

2年(1年)

80万円(30万)

 

※()内は中小企業以外に適用される助成期間と助成金額になります。

 

 

  • 三年以内既卒者等採用定着コースの助成額

既卒者と高校中退者で金額が異なり、在籍期間が1年更新される毎に助成金を受給できます。

対象者

在籍後1年

在籍後2年(中小企業のみ)

在籍後3年(中小企業のみ)

既卒

50万(35万)

10万

10万

高校中退

60万(40万)

10万

10万

 

※()内は中小企業以外に適用される助成期間と助成金額になります。

 

 

  • 障碍者初回雇用コースの助成額

支給申請時点での従業員数が45.5人~300人の中小企業を対象に120万円が支給されます。

 

 

  • 長期不安定雇用者雇用開発コースの助成額

助成対象期間

助成金額

1年

60万円(50万円)

 

※()内は中小企業以外に適用される助成期間と助成金額になります。

 

 

  • 生活保護受給者等雇用開発コースの助成額

労働者

助成対象期間

助成金額

短時間労働者以外

2年(1年)

60万円(50万)

短時間労働者

2年(1年)

40万円(30万)

 

 

  • おわりに

事業主は様々な事情を持つ方々と出会います。

助成金の支給は、そういった方々を雇入れることに前向になれる制度となっています。